ワープ随一の妄想狂・沢庵は思った。

最近のアダルトビデオって、やたら説明多くないですか?
丁寧すぎるというか、見せ過ぎ。 状況説明とか、男女の関係とか、女の子の説明とか、ユーザーにとっては一見ありがたいように思えるこの作り方は、はっきり言って、アダルトビデオの質を下げている!!

見せ過ぎである。

それによって、ユーザーは丁寧な内容をただ見せられるだけで、考えながらオナニーしない。つまり、妄想しながらオナニーしなくなる。 丁寧すぎるアダルトビデオは、ユーザーの思考回路を鈍くする。この作品は、ユーザーに妄想させるためのアダルトビデオである。


この作品では、女優の顔は見えていない(女優の目は映っていない)。

男女の関係性も、ストーリーの説明もなされていない。すべてユーザーの妄想でストーリーは成り立つ。このもどかしさこそがアダルトビデオには必要なのだ。これぞ不完全の美学、新感覚チラリズム。


見どころは、三好理恵の大量潮吹きと、ドMなヨガリ声。顔が見えない分、それ以外の部分が際立ってくる。こうしてみると、いかに人が顔ばかりに気を取られているかがわかる。

本当は三好と滝沢の役柄は逆だったのだが、スケジュールの都合でこのようになった。しかし、結果的にこれでよかったと思っている。




沢庵
「撮影していて、顔を撮っちゃいけないというのは初めてだったので、意外と難しかった。これからもこのような実験的作品を作っていきたいと思っている。」

■作品紹介■
・ザ・エロビデオ ・マゾ快楽カルテ
・露出DRAGON
・権力者の晩餐会
・女
教師イマラチオ ・ガンジガラメ
・保健室 ・シツケの時間 ・顔犯
Broad Band